当院のわきが治療の流れ
医師またはクリニックによって腋臭手術の方法に差異はありますが、ここでは当院で行われている一般的なケースをご紹介します。
(1)問診〜ガーゼテスト〜血液検査
問診とガーゼテストで「腋臭症(えきしゅうしょう)」と診断され、わきが手術を受けることを希望される場合には「術前の血液検査」を受けます。これは肝機能、腎機能、感染症、止血機能、血糖値、血球などの一般的な術前スクリーニングです。血液検査の結果は3〜4日で出ますので、わきが手術はその後となりますが採血時に手術日の予約を取ることも可能です。わきが手術当日の注意事項、服装、術後の注意、術後の通院日程などはこの間に説明されます。
(2)手術
わきが手術当日は時間に遅れないよう来院してください。原則として「15分以上」遅れると手術が延期になる場合もあります。また、連絡なしに来院されない場合は次回の手術予約をすぐに取ることが困難になります。
わきが手術に対して緊張される方が少なくないですが、中学生の方でも十分耐えられる程ですから、さほど心配されることはありません。最初の麻酔注射が少しチクチクしますが、術中は痛みを感じません。手術は「局所麻酔」のみで行ないますので終了後すぐに帰宅していただけます。但し、腋の圧迫固定をしますので当日は車の運転はできません。自転車に乗ることも控えてください。
抗生剤、鎮痛剤、止血剤、胃薬などの薬が処方されます。早めに内服されると痛みが軽くなります。個人差はありますが、通常麻酔が切れた後の痛みは強くありません。薬で我慢できる程度のものです。
*浜口クリニック梅田院の腋臭症手術実績
(3)術後
わきが手術をした当日は、横になる必要はありませんが「安静」が必要です。仕事をしたり、重いものを持ったり、長い距離を歩くのはお避けください。主婦の方は小さなお子さんを抱えたり、洗濯物の上げ下ろしなどしないようにしてください。
わきが手術翌日以降は、決められた通院を行ってください。通院日が多少ズレても問題はありませんが、自分でガーゼを代えたりはしないでください。術後の経過で心配な点や質問があれば遠慮なくお尋ねになることです。
傷が治癒した後は1ヶ月目と3ヶ月目に1回ずつ通院していただきます。傷跡の状態と腋臭に対する効果を見るためです。術後約4−5ヶ月の時点で問題がなければ終了となります。終了後も気になることがあればいつでも診察に来てください。
またケロイド体質などで傷跡(瘢痕)が目立つ人もいます。その場合傷跡形成の手術を追加することもできますのでご相談ください。
(4)おおよその費用
当院がお薦めする「皮弁法」は、健康保険が効きます。三割負担の方で3万5〜6千円です。その他には術前に血液検査代と術後の通院費が数千円かかります。また、わきが手術による合併症などのトラブルもすべて健康保険の範囲内で対処できます。
