多汗症の治療について
全身の多汗症の場合、薬物療法として「精神安定剤」が処方されます。多汗症治療に使用されるこの種の薬は、発汗を直接止めるものではなく精神的な緊張を緩和するためのものです。また自律神経を整える薬を処方されることもあります。
部分的な多汗症で直接汗を止めるものとしては、汗をかくことを調節している交感神経を一部遮断する手術(手の多汗症の手術)があります。主として麻酔科や胸部外科等で行なわれます。また汗を抑える物質を経皮的に「イオン導入」する方法などがあります(但し、これらの治療は当院では行なっていませんので各専門医にお問い合わせください)。
腋の多汗症で腋臭を伴っている場合は通常の腋臭症手術でかなり改善されます。腋臭のない腋の多汗症は当院ではボトックス注入法をお勧めしています。
ボトックス注射は、汗が気になる箇所にボトックスを注入し、発汗を促す物質の分泌を抑える治療法です。治療時間は両脇・両手のひら・両足の裏でそれぞれ15〜20分。ノーダウンタイム(通常の生活に支障なし)で、手術のように傷跡が残ることもありません。
ボトックス注射による多汗症治療の持続効果期間は、ワキ多汗症で6〜8ヶ月、手のひら・足の裏多汗症で3〜12ヶ月程です。緊張で汗が増えるタイプの多汗症では、一度の注入で完治したとの報告もあります。
■料金例(純度NO.1米国アラガン社製ボトックス100単位使用)
| 両脇ボトックス | 1回 10万5000円 |
| 両手ボトックス | 1回 10万5000円 |
※通常1シーズン快適にお過ごしいただけますが効果の継続期間には個人差があります。
※当院で2回目・3回目注射の方はさらに割引があります。
